はじめに

このサイトに訪れている多くの方は、埼玉にある通信制高校を探していたり、入学を検討している人だと思います。通信制高校というと、何だか特殊に感じる人がいるため、ちょっと不安に思う人もいるのではないでしょうか。

かく言う私も、実は埼玉にある公立の通信制高校出身です。全日制の高校に進む人が多い中、通信制高校を選んだわけですので、正直なところ最初は本当に不安でした。

ただ、しっかり自分に合った学校を選んだことで、4年かかりましたが無事卒業することができましたし、結果論になりますが、通信制高校に進んで良かったと思っています。

なぜ通信制高校にしたのか？

通信制高校に進もうと考えている人には、それぞれいろいろな理由があると思います。私の場合は、中学校時の不登校が理由でした。

それでも、不登校ながら将来的な不安もありましたし、高校とできれば大学にも行きたいと考えていました。もちろん、親とも相談しました。

心機一転、高校なら新しいスタートとして問題なく通うことができるんじゃないかという話しにもなりましたが、どうしても通い続けることに不安を感じていたのです。

そして最終的に、とりあえず全日制の高校に入って結局辞めてしまうよりも、はじめから通信制高校に入学したほうが良いのではという結論に至ったわけです。

そこから、埼玉にある通信制高校についていろいろ調べました。失敗して辞めてしまうことのないように徹底的に調査しました。

そんな経験が、現在、埼玉の通信制高校を探している人や、通信制高校に通おうと考えている人の力になれればと思い、このサイトを立ち上げることにしたのです。

私の経験が皆さんの参考になれば幸いです。

埼玉にある通信制高校を選ぶ際の注意点

通信制高校は、不登校や病気のため、また、自分の時間が欲しい、やりたいことが決まっているなど、何か事情があって高校に進まなかった生徒や、高校を中退してしまった生徒が勉強しやすいように、幅広く対応できる環境作りをしている学校が多いです。

そのため、全日制高校や定時制高校に比べて学校によって様々な特徴があったりします。

通信制というのは、学校に通わず自宅で勉強すると思われがちですが、調べてみると、結構違いがありました。週１で通う学校もあれば、毎日通う学校もあるんです。

中には、年に数回という学校もあります。私は週２回学校に通っていましたが、その時に先生にレポートを提出したり、分からないところなど質問していました。

また、全日制高校にも学校によって学費に違いがあるように、通信制高校の学費も学校によってかなりのバラつきがあります。年間15万円ほどのところもあれば、100万円以上する学校もあるからです。

この学校は、いろいろな面で自分に合っているかもと思って詳しく見ていたら、学費がすごく高かったなんてことも結構ありましたからね。

このように学校によって様々な特徴があるため、私の場合、ひとつひとつインターネットで調べていたのですが、これってかなり時間の無駄をしていました。正直こうやって手間をかけて調べていても意味がないということが分かったからです。

なぜなら、多くの通信制高校は資料請求をすることができて、パンフレットを見ることで学校ごとの特色をつかむことができるからです。

資料請求の重要性

そして、パンフレットを取り寄せてはじめて気づいたのですが、インターネットで学校を調べただけでは学校の特徴を把握できないということです。

例えば、学費ですが、学校のホームページにも学費については掲載されていますが、あれはあくまで参考価格になります。

通信制高校というのは、生徒ひとりひとりがコースやカリキュラムを選択して受講しているので学費というのはそれぞれ変わってきます。

そのため、ある程度正確な学費を知りたいなら資料請求で確認するしかないのです。

ただ、資料請求にしたって、学校のホームページからひとつひとつ取り寄せなければならないし、時間や手間がかかるのでは？、と考える人も多いと思います。

私もはじめはそう思いました。しかし今は、地域の通信制高校のパンフレットを一括で請求できるところがあるんですね。

私の場合は埼玉でしたが、自分の住んでいる都道府県を指定するだけで、自動で近隣の通信制高校を絞ってくれます。その後に資料のいらない通信制高校のチェックを外すだけで、必要な学校だけ資料請求をすることができるというわけです。

これなら、学校のホームページに1回1回アクセスして、必要事項を入力して資料請求をする必要はないですし、時間も手間も省くことができます。

これから3年以上の付き合いになる学校なのですから、後悔や失敗のないように、一括資料請求のサイトを利用して様々な学校のパンフレット取り寄せて比較検討してくださいね。

次は、通信制高校を選ぶ際に、比較したいポイントを紹介していきます。

通信制高校を選ぶ際に比較したいポイント

通信制高校を選ぶ際に比較したいところをピックアップしました。パンフレットの情報を見比べる際の参考にしてください。

学べる内容で決める

高校卒業の資格を取る上での学習についてはそこまで大差はありませんが、、その他の学べる内容については、各通信制高校によってかなり違いがあります。

大学進学に特化したコースや、パソコン・ITに特化したコース、美容師に特化したコース等々、様々な専門コースを用意している学校もありますので、「やりたいことが決まっている」、「興味がある分野がある」といった場合、その点を重視すると良いと思います。

学費で決める

上記でも説明しましたが、通信制高校の学費は学校によってかなり差があります。

まず、通信制高校にも「公立」と「私立」があって、一般的には公立の通信制高校の方が学費は安く、私立の通信制高校のほうが高いです。

ただ、私立の通信制高校は学費が高い分、専門コースが豊富に用意されていたり、サポート制度が充実していたり…というメリットがあります。

学費だけを見るなら、私立よりも公立の通信制高校の方が手軽で良いかもしれません。

なお、自力で学習しなければならない比重が多い公立よりも、サポート体制がしっかりしている私立の方が卒業率は高い傾向にあります。

通学範囲、通学回数で決める

通学回数や通学範囲も通信制高校を選ぶ際の重要なポイントです。

学校に通うのが、週1回なのか、週3回なのか、週5回なのか、また、無理なく通える距離にあるか等々、モチベーションにも直結しますので、しっかり検討する必要があります。

専門的な内容が学べるコースは、一般的に通学回数は多くなります。

サポート体制・制度で決める

通学の回数が週5回でも週1回でも、サポート体制、フォロー体制というのは重要なチェックポイントといえます。

この２つに直結するところだからです。

通信制高校というのは、基本的に自学自習です。そのため、自主的に勉強するという習慣を身につけなくてはいけません。

しかし、これって思いのほか大変なんですね。なぜなら、サボろうと思えばいくらでもサボれるわけですから…。

進路については、通信制高校に通う多くの人が、「将来●●になりたい」、「大学に進学したい」、「専門学校に進みたい」など目標を持っています。

そのため、「卒業資格を取得するためのレポート作成などのフォローをしっかりとしてくれるか？」「進路相談に関してもしっかりサポートしてくれるのか？」など、しっかりと確認する必要があるということです。

学校見学会（説明会）には積極的に参加しよう

通信制高校を選ぶ際ですが、学校との相性もとても重要になってくると思います。これから3年以上付き合っていくわけですからね。

そのため、実際に学校に行って雰囲気を把握するのも必要です。

資料請求でパンフレットを取り寄せて、更に学校の見学会や説明会に参加して雰囲気を把握した上で比較できればベストの選択ができますからね。

わたしは、パンプレットを参考に自分に合った学校を絞り込んで、そこから見学会に行って最終的に決めるといった流れでした。

実際に取り寄せた学校のパンプレッとは5校で、見学会に行ったのは3校でした。

見学会に行ったら「考えていた雰囲気と違うなー…」、逆に「思っていたよりも通いやすそうな学校だな…」、といったことも実際にあります。

こればかりは、学校に行って見学してみないとわかりませんので、できるだけ学校を決める前に見学会（説明会）に参加することをおすすめします。

やってはいけないのが、資料を見比べずに、学校のホームページだけで決めてしまうことです。これだけはしないようにしてくださいね。

学校の見学会（説明会）に参加するには？

学校のパンフレットを確認すると分かりますが、基本的にどの学校も見学会や説明会を予約することができます。学校のホームページでは随時お申込みを受け付けています。

また、学校によっては相談会も行っていて、これは希望者を集って一斉に行う会ではなく個人的に行うものなので、何でも気軽に相談することができます。

通信制高校というは、編入や転入での入学も可能なため、春先の入学シーズン以外でも受け付けているところが多いです。

時期によっては体験授業を受けることができたりイベントなども行っていますので、その辺りもチェックしておくと良いと思います。

見学会では、実際に生徒が学んでる風景を見れる学校もあります。自分が通ったらどんな風になるのかイメージしてみるのも良いかもしれませんね。

なお、見学会などは、本人と保護者で一緒に参加することも可能です。気になる学校があったら、積極的に参加してみましょう。

埼玉にある通信制高校・サポート校一覧

埼玉の通信制高校を調べてる人が多いと思いますので、私が知っている範囲の高校やサポート校、技能連携校をまとめました。